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【盛会の御礼とご報告】新春オンラインセミナー ご報告

 令和3年1月13日(水)「JAIFAジェイファ神奈川県協会 新春オンラインセミナー」が行われました。今回、当県協会としては初のオンラインセミナーとなり、リアルタイムのご参加が180名、リアルタイムのセミナー終了後24時間限定の録画配信ではリピート視聴も含め407名と、のべ587名の方に参加いただき、とても実りのあるセミナーとなりました。
 当初は昨年6月に予定していた本セミナーですが新型コロナウイルスの影響で延期となり、その後幾度も会議を行い、初のオンラインセミナーとして開催する事ができました。


 今回のセミナーの講師は、佐藤 政樹さとう まさき先生。
——佐藤先生の経歴は、大学卒業後フリーター時代を経て28歳で劇団四季に入団。プロとして約10年在籍し8年目には『人間になりたがった猫』で主役のライオネル役を務める。主役を経験後、燃え尽き症候群に陥り舞台に立つ意義をなくす。その後、飛び込み営業職で再起。そこでトップセールスマンとなる。——
 その経験を生かし、お客様に感動が伝わる“実感して語ること”の大切さについてお話しいただきました。

 まず、劇団四季の『ライオンキング』が多くの人をなぜ20年間も感動させ続けられているか?
それには、3つの要素 ①言葉 ②態度 ③行動 がある。①の言葉がとても重要で、言葉を相手に伝えると言う事は、実は感覚でやっていて、これを“見える化”していくと意識が変わり、行動が変わると言われました。
 そこで、実際の例をお話しされました。結婚式でのスピーチのお話でした。会場みんなが感動したスピーチは、流暢に噛まずにスラスラした話ではなく、緊張して原稿も持てなくなり、自分自身の言葉で語ったスピーチだったと。

 言葉には3つのスタンスがあり、①頭→メモを読んでいる。説明だけ。 ②胸→緊張、必死に伝えようとする。 ③はら→落ち着いている時、本音で向き合っている。
 言葉のニュアンスを肚に落とし込む事が大事。発声と発想が肚で一致して話す、つまり、実感して語ると相手に伝わると言う事。営業の仕事に転職した時、実感トークを作り営業した結果、トップセールスマンとなったそうです。自分の体験談と、お客様からのアンケートをとにかく沢山集めて“引き出し”を沢山つくる。実感トークで共感を得たらクロージング。クロージングでフワッとならない事が大事で、その場で決めてもらう事が大事との事。

 そして、話は『ライオンキング』の「なぜ感動するか?」に戻り、“ゼロ幕の文化”のお話に。
 舞台(職場)に一歩踏み出す前に、「なぜ?その場にいるのか?」を毎回考える。そのため、誰も見ていない舞台の上の役の人も全員が一切手を抜かず演技する。それを見てお客様が感動し続けてくれる。毎日が、初日という気持ちで、全舞台を行うとの事。
 それには、why?なぜ?やるのか?から入る事が大事。
 JAIFAの活動もまさにそれで、今の行動が明るい未来に繋がるように、みんなが活動している。

 そして、最後に佐藤先生が主役を務めた、『人間になりたがった猫』の歌をアカペラで歌って終演となりました。
 「仲間がいれば、乗り越えられる」と言う歌詞と歌声に涙が出ました。この時代大切な事。それは憎しみ合う事ではなく、思いやりをもって、手と手を取り合う事。
 佐藤先生のお話は、仕事・日常にとてもプラスになるお話で、さわやかな話し方とイケメンなルックスに引き込まれ、とても前向きになれるお話でした。

 次回は、リアルでお会いしてお話をお聞きしたいです。初のオンラインセミナーでしたが、大きなトラブルもなく終えられ、感謝です。ありがとうございました。
(教育企画委員会 明治安田生命 山下)

新春オンラインセミナー アンケート集計

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