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6.32024
【盛会の御礼とご報告】支部報告会・特別講演会 ご報告
開催報告 令和6年5月14日(火)横浜教育会館にて『JAIFA神奈川県協会 支部報告会・特別講演会』が行われました。当日は、245名の方にご参加いただき、うち一般の方も32名お越しいただき、ご参加いただいた皆様には感謝申し上げます。 定刻12時40分より支部活動報告会が始まり、令和5年度副会長の内田、白井、会計長の須田より各事業の活動報告を行い、会長の近藤より新年度の事業計画を発表を行いました。本会合をもちまして、令和5度から令和6度へ移ります。今後ともJAIFA神奈川県協会の活動へのご協力・ご参加をどうぞよろしくお願いいたします。 会は特別講演会へと移り、第一部講師として筆跡診断士の神永 沙知氏にご登壇いただきました。 文字を書くことは、人間の歩く、話す等と同じ行動の一つだそうです。人間の行動の90%は無意識下との言葉通り、手書きの文字の中にもその人の心理が表れているとの事。 先生は、その手書きの文字を意識的に変える事で、自分の人生をより良い方向に変える事が出来る。実際に何人もの人が字を変える事で、成功を掴んでいるとお話してされていました。 字を変えるとは、例えば この“口”という字は、神様への祈りの文の祝詞を入れる器からという由来の文字。先ずこの口を、上記の書き方で一日100回書く事で、何かしら素敵な変化が実感出来るそうです。 日常生活の中で、仕事も連絡等もPC・スマホ等の使用も多く、手書きで文字を書く機会は減っています。でも先生のお話を聞き、もう少し手書きの文字を書く機会を増やし、その際にはキチンと丁寧に書かなければと感じました。 また、1日100回の正しい“口”を書く事は、是非実践してみようと思います。 第二部の講師は、横浜創英中学・高校の前校長 工藤 勇一氏です。 今回は、『日本の教育最大の課題〜Agency〜』についてでした。“Agency”には、主体性、当事者意識という意味があるそうです。 文化も価値観も考え方も異なる人が集まると、そこには“対立”がおこります。その解決方法として、“対話”を身につけなければなりません。この対話においては、当事者が当事者としての意識を持って行わなければ、本当の解決にはならないのです。日本でよくある“思いやり”を持って相対するでは、どちらか片方または双方共自分を多少なりとも曲げての解決となり、苦しみを伴ってしまいます。 また日本では、子供に(だけではないですが)とても手をかけます。当たり前にやって貰う・指示を受けるのが、日常化しているようです。このような日常の中、子供たちは自分で物事を考えずに先生や親からの指示を待ちます。指示を待つという事は、“そうしなければ、いけない”と考える事に繋がります。 “Agency” これは子育て世代の方たちは勿論、会社での若手の育成する際にも十分踏まえていかなければならない事を痛感いたしました。 (第一生命分会 水田) |