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【盛会の御礼とご報告】支部報告会・特別講演会 ご報告

開催報告

 令和7年5月21日 (水)ホテル横浜キャメロットジャパンにて「JAIFAジェイファ神奈川県協会 支部報告会・特別講演会」が行われました。
講師に、エイジングケアトレーナーの竹内より子氏、精神科医の山下悠毅氏を迎え、当日は273名と多くの方にお越しいただきました。ご参加いただいた皆様には感謝申し上げます。また当日の愛のドリーム募金も97,339円お預かりいたしました。重ねて感謝申し上げます。
当日、会場入口にて施設販売(お菓子・雑貨・コーヒーなど)も行われ、各ブース共とても賑わいを見せており盛況でした。

13時からの支部活動報告会では、令和6年度副会長の内田、白井より各委員会からの事業報告、会計長の須田より会計についての報告、今回募金寄付先の3団体様(神奈川被害者支援センター様、公益福祉法人いのちの電話様、認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト様)へ贈呈式が行われました。神奈川被害者支援センター様からは感謝状も頂戴いたしました。[以下添付]
本会合をもちまして、令和6年度から7年度幹事へと交代となり、令和6年度会長近藤からの挨拶ののち、須田新会長へとバトンタッチされました。新年度も神奈川県協会の活動にご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。


 第一部の講演は、エイジングケアトレーナー・竹内より子氏による「実年齢“マイナス10歳”を生きる方法」というテーマでした。まさにテーマ通りの、若さあふれるお話し振りでした。冒頭、「ピンピンコロリと人生を終えたいですか?」という質問に、思わず即手を挙げる自分がいました。
日本人の健康状態をはじめ、睡眠・食事・運動・老化予防・現代毒について順を追って語られました。
肥満は万病のもとで、そこからガンや心疾患などにドミノ倒しのように繋がるそうです。遺伝病や難病、災害事故は防げませんが、死因の大部分を占める生活習慣病は予防が可能でラッキーとのこと。
生活改善の鍵は「睡眠・食事・運動」。特に睡眠不足は集中力低下、肥満、認知症の原因にもなるとのこと。睡眠中には〈疲労回復〉〈筋肉や骨の成長〉〈脳の老廃物除去〉〈記憶の定着〉が行われるため、50代の方は最低7時間の睡眠が必要だそうです。運動時間が取れなくても実践できる“秘訣”も紹介されました。
老化の原因は「酸化」と「糖化」。体の“サビ”ともいえる酸化は病気や皮膚の老化、認知症に関係。若い頃は抗酸化力がありますが、中年以降は抗酸化食品の摂取が大切とのこと。糖化には人体に防御機能がないため、糖分の過剰摂取量には要注意です。
若さを保つには、基本の睡眠・食事・運動に加え、「暑さ寒さの刺激」や「笑い」も有効だそうです。
後半は「現代毒」の話へ。多すぎる、少なすぎる、新しすぎる物など、急激な社会変化に警鐘を鳴らされました。
講演を通じて、自分の生活を見直し、改善点を洗い出すきっかけとなる充実の80分でした。


 第二部は、現役精神科医/指導医である山下悠毅氏による~精神科医が語る「依存症と営業心理学」~です。まず驚いたのが院内にある道場と吊り下げられたサンドバッグの写真でした。運動療法もされるとのことで、ご自身の特技でもある空手やプロボクサーである看護師さんもいてボクシングも取り入れているとのこと。運動に依存してくれれば一番良いのだけどというところからお話が始まりました。

 強迫・依存・依存症の違い
潔癖症でもないのに手を洗わないと気がすまない人がいます、鍵をかけたか確認するため一度乗った電車を降りてまで確認しに行く人がいます。依存でしょうか?不安が根底にあり、解消されればハッピーになる、これは強迫。何かによりかからないと生きていけない、これは依存。必ずしも悪い意味で使われるわけでもないとのこと。

それが、依存症となると悪い意味で使われるようになり、その対象に心奪われて未来の幸福度が落ちてしまう、その状態が依存症とのこと。強迫とは逆で、やってる時に高揚感がありハッピーになるが終わると後悔の念が押し寄せてくる。私が面白いと思ったのが、好き嫌いという感情ではなく「欲しくてたまらない」というのが依存の考え方だそうです。

心理学的観点からすると「◯◯が欲しい」というのはそれ自体が欲しかったわけではなく、買った時の気分や物語や感情がそう思わせただけ。あの車に乗っている自分、この時計を買った自分を自慢したいという感情から来ている。お客様との関係を深めるには安心で安全だと分かってもらった上で好奇心を持ってもらう、そこから連帯感が生まれて反対に優越感も出てきて繋がりが出来てくる。それにより貢献・成長したいという感情が出てきて循環していくそうです。それが充実になる。
充実とはあなたが大切にしているものを大切にした時に手に入る感情。私もお客様や社会に貢献し成長することで、充実した一日一日を過ごしていきたいと再確認できた素晴らしい講演でした。

(大樹生命分会 濱)

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