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【参加報告】リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019横浜 ご報告

 9月7日(土)8日(日)、今年も横浜・みなとみらいの臨港パークにおいて、「リレー・フォー・ライフジャパン2019横浜」が開催されました。今年は台風接近で大変な蒸し暑さの中でのスタートでした。
 リレー・フォー・ライフとは1985年にアメリカで始まったチャリティーイベントで、がん患者とその家族、サポーター達ががん征圧の願いを込めて会場を歩き、啓発を訴え、交流を図るものです。ウォークは、参加者がチームをつくり、24時間歩き続けるリレー形式。我々JAIFAジェイファ神奈川県協会のメンバーも各保険会社が協力してタスキをつなぎ、参加いたしました。

 16時の開会式を終え、最初のウォーク、サバイバーラップのスタート。がん罹患者「サバイバー」とその家族、支援者が今日を『祝い』ます。そして次周から各参加団体のリレーウォークへと続きます。徐々に暗くなりルミナリエバッグに火が灯り、亡くなった方への『追悼』、闘病している方への『励まし』の時間になります。

 ルミナリエバッグとは、がん経験者であるサバイバーさん、その方を支えるご家族やご遺族であるケアギバーさん、 その方たちを応援するサポーターさん、それぞれの想いが書かれている白い紙袋です。会場では、ルミナリエバッグがトラックの周りに数百と並べられ、トラックの中央には“HOPE”の文字が美しく浮かび上がりました。

 JAIFA神奈川県協会は、今年も冷たい飲み物や福祉施設の方の授産品等で募金活動の協力をしました。各ブースの方たちも積極的に他ブースに出向き、がん患者さんを支える活動や検診の啓発など行っていたのが印象的でした。翌日は朝からかなり蒸し暑く雲行きもだんだん怪しくなる中、がんへの『立ち向かい』をファイナルウォークで誓い、少し早めに閉会式となりました。

 毎年会場ではウォークの他に、蒔田中学校吹奏楽部による演奏やバンド演奏などの多彩なプログラムや各地のグルメを味わうキッチンカーなどが、イベントを一層盛り上げています。もっと気軽にいろんな方に参加していただきたいです。JAIFA神奈川県協会としてもたくさんに方に広めて行きたいと思っています。

 がんに負けない社会を目指して、ボランティアの方々が運営するこのイベント。それが多くの方の共感を得ているからこそ多数の参加者を生み、今年も盛況の内に終了しました。JAIFA神奈川県協会もその一端を担うことができ、大変嬉しく思っています。
 なお、今回のイベントで集まった寄付金は、薬や治療の新たな開発を託す研究助成や医師養成の奨学金などに充てられます。

(社会福祉委員会 第一生命 白井)



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