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11.92017
【盛会の御礼とご報告】2017年 秋季セミナー ご報告
平成29年10月17日~18日にかけて「JAIFA神奈川2017秋季セミナーin新横浜」が新横浜グレイスホテルにて開催されました。参加者数は470名を越え、今までにない来客者数となりました。また一般の方の参加者も70名を越え、大盛況な会となりました。ホテルでの開催で、夜には懇親会、そしてお泊りいただける環境もご用意し、翌朝の研修まで大変内容の濃い1泊2日となりました。ご来場いただきました皆様、大変ありがとうございました。
第一部は前編と後編に分かれ、前編では噺家 三遊亭 萬窓(さんゆうてい まんそう)氏による創作落語「天国からのラブレター」、後編では一般社団法人相続診断協会 司法書士 柿沼 大輔氏と噺家の対話形式での前編の事例をもとに解説いただきました。 前編の「天国からのラブレター」では寿司屋の店主だった父親(被相続人)が突然の事故で亡くなり、既に母親(被相続人の配偶者)は他界していたため、家業の跡継ぎに決まっていた次男が店舗兼住宅、財産のほとんどを相続することになる話から三人の子供たちが揉めてしまい、天国から見ていた父親が子供たちへ自分の想いを込めたラブレター(付言事項)と遺言書を届けるという内容。 後編では、実際に天国からは手紙を届けるなんて出来ないことなので、何をすべきかなど柿沼先生に解説をいただきました。生前に、遺言書と、それに加えて被相続人の想いもしっかり残すことが非常に大切だとおっしゃっていました。更に遺言書の作成にあたり注意すべき点等についても細かくお話いただきました。また相続の際に揉める原因と実際にあった事例をお話いただき、ご参加いただいた一般の方から『笑いながらも笑い事では済まないことだと解らせていただきました。笑える落語ときっちりした解説で、ついつい後回しにしてしまう遺言書の大切さ、先祖から受け継いだ大切な財産を売らずに守るためには自分の想いも書き添えた方が良いということがとても良く分かりました。参加して良かったです。』とのお言葉をいただきました。 第2部の團 弘志(だん ひろし)氏は、1958年兵庫生まれ 大手食品メーカーに入社後営業を担当し、セールス部門で社長賞を獲得。その後、外資系生命保険会社の日本法人立ち上げに参画されたのち、一社の金融機関だけの情報提供に疑問を感じ、複数の金融機関OBで構成された株式会社リベロの設立に携わり、現在はその顧問をされています。クライアントに焦点を合わせたコンサルティングを行い、企業防衛対策を提示し、これまで数多くの経営者を救ってこられました。 大勢の聴衆者の中、元気よく壇上に上がられた團氏。温和な笑顔と関西弁でテンポよく講演が始まりました。企業の経営者に向けて、いろいろな過去の事例をもとに、分かりやすく楽しくおもしろく、労働基準法なども絡めながら、従業員の賃金トラブルの解決方法や、民法・会社法・税法等も交えながら、お話いただきました。「従業員を役員にする」等のご自身がこれまでのコンサルティングしてこられた具体的な対策もご紹介いただきました。実際に来られた方々からも『事例が具体的で非常に分かりやすかった。』というお声が非常に多く、『是非知り合いの経営者にも聞いてもらいたい内容だった。』などのお声をたくさんいただきました。 懇親会の様子 秋季セミナーでのモーニングセミナーを始めて今年で3回目となりました。講師は私達会員から選出しています。今回はプルデンシャル生命の山口 九州男氏による「今日から出来る相続案件の発掘」です。 |