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【盛会の御礼とご報告】オープンセミナー ご報告

平成30年2月24日に「JAIFAジェイファ神奈川オープンセミナー」が第一生命東戸塚教育センターにて開催されました。参加者数は約200名、一般の方の参加者も約30名となり、大盛況な会となりました。ご来場いただきました皆様、大変ありがとうございました。


うすい まさと 氏/“発達障がいの彼らにもちゃんと思いがあるんだ!それをポジティブに多くの人に知ってもらいたい!
3人の障がいを持つ子と生きるシンガーソングライター”

オープンセミナー第1部の講演は「発達障がい啓発ライブ&トーク」のうすい まさと先生です。全国の教育委員会、PTA、都道府県行政、特別支援教育研究会、保育士会、社会福祉協議会、親の会、大学などで幅広く活動中の自らも発達障がいのお子様と向き合うお父さんです。障がいと一言に言っても色々あります。「脳のうた」は脳の障がいの事を子供にも楽しくわかりやすく歌った唄です。障がいとは脳の一部に傷があるだけという事が伝わりました。

うすい先生のご長男の直人君は自閉症。そう診断されるまではなぜ言葉が出ない、夜眠らない、ずっと泣いている等わからなかったそうです。そこから向き合って行くと彼なりの得意な伝え方が見つかったそうです。絵が得意な彼は絵にして気持ちを伝えます。一日の事を絵にしたものをスライドにて拝見しましたがすごく伝わってきました。絵を描くスピードも速くあっという間に描き切ってしまうとのことで、そんなところから好きな事から色々学習して行く芋づる式学習方法に気が付き好きな事はどんどんさせたそうです。これは私達にも共通する事でした。読書、絵から正しい行動、思いを伝える事を学び、スポーツをする事でルールや挨拶、協調性を、得意な携帯電話からメールで気持ちを伝えられるようになり、パソコンからグーグル検索やローマ字打ちなどどんどん成長して行ったそうです。ずっと向き合ってるお母さんがまさと先生も素晴らしいと言ってました。「ママへ」はそんな気持ちを、子供の気持ちで伝えた唄。直人君の妹、長女ひとみちゃんも発達障がいですが、今小学生で普通学級に通っています。お父さんにとってやはり女の子は、特別かわいいとのこと。ひとみちゃんへの唄「君の手を離すその日まで」は愛娘への想いがいっぱいでした。

もっとたくさんお子様達の事はトークの中でありましたが、全部伝えられないのが残念です。是非トークライブに行ってみてください。この活動を通してもっと障がいのある方とも、分け隔て無く接することのできる社会を作れたら…そしてこれらの唄で「目指せ紅白!」だそうです。皆で応援しましょう!

(第一生命 白井)


木下 晴弘 氏/ “やる気スイッチはこうやって押せ!人が動く「感・即・動」の法則 魂を揺さぶる感動の100分”

学生時代の大手進学塾での講師経験で得た充実感が忘れられず、就職した銀行を退職して同塾の専任講師になる。「感動が人を動かす」をモットーに学力だけでなく、人間力も伸ばす指導は生徒、保護者より絶大な支持を受ける。以後10年にわたり講師および広報・渉外・講師研修等様々な業務に携わる。2001年に独立し株式会社アビリティトレーニングを設立され、日本各地で忙しく活躍されています。

【法則1】目的が変われば人生が変わる
  ~あなたは何のためにうまれてきたのか?~
人を幸せにするためには学力も手段として必要。そのためには自分の為にではなく、人を幸せにする為にという目的を持つ。この答えが分かれば、やる気は生まれ、間違いなく学力は向上する。なぜ?なぜ?と繰り返し問いかけ、目的を見つける。自分の為ではなく、人を幸せにする為の手段として勉強をする。

【法則2】人に与えたものは必ず自分に還る
  ~他に幸せを与える者は幸せな人生を送る~
本当に手に入れたいものはもらう側ではなく与える側に回らなければ手に入らない。自分の為でなく人の為に、人を喜ばせることを考えて行動していくと自分に還ってくる。

【法則3】存在承認が幸せへの第一歩となる
  ~「be」→「do」→「have」の順番で人は夢を実現する~
子供に伝えるなら、あなたが生まれただけで幸せ。職場等では、いてくれてありがとうの気持ちが大切。

【法則4】「許し」と「感謝」は幸せを約束する
  ~「許します」「ありがとう」を口癖に~
人にしてもらったことを当たり前と思わず、自分に降りかかることを意味があると感謝できる心が大切。

【法則5】課題に向き合えたときに人としての成長が始まる
  ~課題は先送りできても逃げ切れない。今ここで向き合いましょう~
誰しも色々な課題があるが、目を背けず向き合っていかなければ人生最終ステージで自分の目の前に立ちはだかる。

木下先生の話は、子育て中の方、お仕事をされている方、様々な方に共感いただける内容でした。講演後は、ご自身で書籍販売をされていたのですが、サインを求めて並ぶお客様の行列がずっと続いていました。この講演で学んだ事を胸に目の前の課題に向き合っていきたいと思います。

(明治安田生命 藤井)

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