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【盛会の御礼とご報告】如月セミナー ご報告

開催報告

 令和7年2月7日(金)横浜市教育会館にて『JAIFAジェイファ神奈川県協会 如月セミナー』が行われました。
 講師に、フリーアナウンサーの笠井 信輔氏、SHOWROOM株式会社社長 前田 裕二氏を迎え、374名の方にご参加いただき、うち一般の方も15名お越しいただきました。ご参加いただいた皆様には感謝申し上げます。また当日の愛のドリーム募金も64,927円集まりました。重ねて感謝申し上げます。
 会場入口では、いつもご好評の施設の物品販売(お菓子や革製品や雑貨など)も行われ、あっという間に完売しました。
社会貢献委員会の報告の後、各施設の方々にご登壇いただき、それぞれご挨拶いただきました。


第1部の講師は、フリーアナウンサーの笠井 信輔氏です。

 フジテレビアナウンサーとして33年活躍され、ハードな毎日を経て56歳の時に人生の最後のチャンス、とフリーに転身。
そんな矢先に悪性リンパ腫ステージ4の進行がんと診断されました。

 4か月半という長期の入院。フリーになったばかりでの経済不安やご家族の心境や治療の際の辛さ(身体も心も)、『昭和の治療』、『令和の治療』とわかりやすく赤裸々に話していただきました。

 がん治療は、進歩が著しいが健康な人はネットに振り回されて本当に必要な情報は届いていない。
QOL(クオリティーオブライフ)について、ご自身のメンタルグラフを参考に良い時と悪い時を具体的に時に笑いを誘いながらお話は進んでいきました。アピアランスケア(外見医療)の助成金申請やがん相談センターなど市区町村で一律でない情報の提供は重要だと再認識させられました。
 致命的な病気になる前のお客様に保険を勧めることは難しく、時に強く避けられてしまうこともあるが、情報提供はさらに継続していこうと思います。4か月半の大変な経験を通してとても大切なことを教えていただきました。


第2部の講師は、SHOWROOM代表取締役 前田 裕二氏です。
 ライブ配信サービス『SHOWROOM』の代表取締役社長であり、テレビなどの出演も有名な前田さん。著者の「メモの魔力」や人生のコンパスの振り返りとして講演依頼のお題に沿ってお話しくださいました。

アソシエーション能力=関連づけ(思考の形)
①インプット→話しているものをそのまま受け止める(事実)
②アウトプット→常に考えている自分の言いたいことや言えないこと(抽象化)
③思いつきひらめき→アソシエーション能力、ひとつの事象に対していくつかのエピソードが思いつく。

ただメモ(記録)するのでなく、そこから抽象化して細かく気づいたことや感じたことを突き詰め転用していく大切などお話しいただきました。

例えば
Q.世界で一番売れているフルーツは何か?
A.バナナ
という内容と、「自然界から最高のユーザー体験(UX)を学べる」という話題を行き来させることができる。(種がなく、剥くのが楽で剥けば持ち手になり、束にまとまっていてどこから剥けば良いかのガイダンスがすでに整っている…などの特徴)
なるべく親しみやすい持ってる話題で展開していくこともアソシエーション能力のひとつと話されました。
最後の質疑で俯瞰的に突き詰めて考える前田さんはストレスに感じるような嫌なことモノ人などはどう対処しますか?
という問いに、違和感を覚える事として捉えて、ワクワクしてネタのいくつかとして消化させると答えていたのがとても感心しました。

思考術…聞くや聴くだけで精一杯だった私には今まで考えたこともなかった内容でしたが、今回少し興味を持つことはできました。改めて本を読んでみよう。できるかできないはわからないけどももっと知りたいと思いました。

(明治安田生命分会 前田)

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