開催報告

　令和4年1月14日(金)にJAIFAジェイファ神奈川県協会 ニューイヤーセミナーがZoomによるオンラインで行われました。今回も270名超のお申し込みをいただき、当日19時から翌日22時までのオンデマンド視聴も含め、多くの方にご参加いただきました。一般の方も30名以上ご参加いただきました。皆さま大変ありがとうございました。

『人間力の磨き方 ～人生を楽しむ心理学の学び～』
対面スキルをアップし、より魅力的に自分を見せる為に！
のタイトルで、衛藤先生の落ち着きあるトーンで、「どこに意識を向けていますか？」と
「受け取り方」のテーマから講演は始まりました。

　完成されている円、間が抜けた未完成の円、あなたはどちらに目が行きますか？
完成されているパーフェクトの円よりも、人間は一つの未完成の円に目がいき欠けている円の方が気になる。欠けているところに目がいくと人生は楽しくなくなります。ゲシュタルト心理学によると欠点や不幸な所に意識が向くと不幸な所に、楽しみに意識が向くと楽しみになり、いい事が続き、結果幸せになる。
　例えば嫌な上司が目の前にいて不幸だと捉えるか？それともこういう上司にはならないように！と学び、経験を活かそうと捉えられるか？また不幸や失敗は人生の気付きとして捉える事がポイント。
出来事が苦しめるのではない、不幸は心の癖が招いている、環境が変われば幸せになれる！そうではなく本当の成“幸”者は何処でも幸せになれる人、捉え方次第で自らで幸せを作れると教えて頂きました。

　続いては「聞き方」。皆さんどのように人の話を聞いていますか？人間、耳が２つ、口が１つあります。聞いているようで、ついつい自分の意見を言い過ぎていませんか？どれだけ人の話を聞いていますか？経験値がある人ほど助言を「言い過ぎる」とご指摘！捨てられる夫と捨てられない夫、老いてたらい回しにされる人、お金や地位がなくても好かれる人の秘訣の話をドキッっとする事例を織り交ぜて気付かせて頂きました。
　「インディアンの正しい死に方」生まれる時と死ぬ時の景色が逆転してなくてはいけない！生まれて喜ばれ、死ぬ前に惜しまれて泣かれる。そんな生き方を意識していますか？人生の死、終わる時にわんわん泣かれる死に方を想像しましましょう。テクニックを正しく使い、本質のコミュニケーションをしていく、聞く事により相手を理解し相手は満たされ惜しまれる！痛感されました。

　最後にその「伝え方」をテーマにお話ししてくださいました。伝わらなくて困っていませんか？伝わらなくてイライラしていませんか？怒っていませんか？
　そこには伝わらない言い方をしていませんか？実は期待していませんか？
その結果、怒りに変わり･･･ 怒りは第二感情。第一感情（伝えたい本当の真意）から先に伝えましょうと展開していき、本当の目的が実際に伝わっていない！間違った形で伝わっている現象に対して「自分は言った！伝えた！」のではなく、なぜそれを伝えるのかを相手のことを思って話をするポイントを教えて頂きました。
　その後も伝わった、分かってくれてありがとうという感情を表現する。
立場が違えば感情も違う、感情が違う人間同士相手を理解したことに感謝とありがとう気持ちを伝えましょう。今日これからどなたかに「感謝のメッセージを伝えてください」みなさんありがとうと締めくくりました。

　県協会で幹事として5年目、セミナーのレポートは初めての役割でした。
レポートが完成した頃、衛藤先生の講演を何度も聞き文章、構成を考え、また成長の機会を頂いたことに気付きました。感謝です。
みなさん是非講演を聞いたら仲間に共有しましましょう。きっと仲間とご自身の成長に繋がると思います。ありがとうございました。
（FPパートナー　嶺井）