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【盛会の御礼とご報告】秋季セミナー ご報告

平成30年10月2日(火)、県民共済 みらいホールにて平成30年度JAIFAジェイファ神奈川県協会 秋季セミナーが行われました。
申込開始からほんの数日でほぼ定員に達し、当日の参加者は、全体で300名を超え、一般の方も40名ほど来られ、まさに「満員御礼!」となりました。
当日は、ホール前のオープンスペースにて、福祉施設「一般社団法人 シルクレール」(ポップコーンなどの販売)と、小児がんの啓蒙活動をする「しろさんのレモネードやさん(レモネードと絵本の販売)へ出店の場を提供させていただきました。絵本60冊は完売、レモネードの売り上げは41,754円となりました。同時に、先の北海道胆振地震の義援金も募り、31,840円のご寄付をお預かりできました。ご協力いただき、大変ありがとうございました。



当協会会長 佐藤の開会挨拶直後の時点で既にほぼ満席状態の中、お待ちかねの第1部、本田 健(ほんだけん)氏の講演が始まりました。テーマは『幸せな経済自由人から学ぶ上手にお金とつきあう5つの秘訣』。本田氏は、これまでは写真でお顔を公開されずにいましたが、お子様の成長に伴い今年より顔写真公開、テレビにも出演予定、海外でも積極的に講演を始めたとのこと。今までに出版された著書の数は約130冊。ヒットするかはタイトルで決まるとのことで、「きっと、よくなる!」シリーズが大ヒット。
執筆を始めたのは元々、これまで学んだことを小冊子にまとめ、コピーしたものをホチキスで綴じて知り合いに配るところから、業者に頼んだら100部のつもりが営業にのせられ3,000部作成したのにも関わらずあっという間に配布して、なくなったことがキッカケだったそうです。それを機に本の出版へ、するとドンドン書ける。33才にして作家人生のスタートです。
これまでの人生において今が1番老いていて、これからの未来において1番若い、その両面で私たちは生きている。年齢は主観的なもので、年齢を言い訳にしない。そうした考えから生まれた年代別の 「17のこと」シリーズ。「50代にしておきたい…」は40代と60代も購入しているようで1番売れていて、筆者も何も知らずこのシリーズ買っていました。最近では、シリーズ300万部突破の「ユダヤ人大富豪の教え」から15年ぶりの本格的ビジネス小説「大富豪からの手紙」がヒット中。

こんな自己紹介から、気が付けば講演は「幸せとは?」という大きな問いかけへ移行。
未来に心配が無いとは、お金でなく人間関係、深い友人がいること。1週間泊めてくれる友達10人居たら安泰、もしそういう友達が50人いれば、1年間暮らしていける。1年経てば、また最初の1人目に泊めてもらえば、ずっと暮らしていける経済自由人です、と笑いを誘っていました。「お金持ちが必ずしも幸せとは限らない」という言葉のあと、「お金とは◯◯である」に当てはまるものを隣の席同士で30秒ずつ意見交換する時間がとられました。これは日本人が一番苦手な事だそうですが、先生のセミナーではこういう事をよく行うそうで、その為かカップル誕生やご結婚される方など毎回出るそうです。
お金に対するイメージは、日本人は保守的な刷り込みがあり、ともすると汚いイメージのもので、その為お金を楽しく稼ぎ、お金が喜ぶ使い方が苦手なようです。(日本人のマネーリテラシー:無駄遣いしてはいけない/収入以上のお金を使ってはいけない/お金の貸し借りはいけない/毎月決まった金額を貯金する/借金の保証人になってはいけない等)

お金のIQが「稼ぐ」「使う」「守る」「増やす」とするなら、幸せと豊かさを両立するEQは「受け取る」「感謝して味わう」「信頼する」「分かちあう」であるとされていました。ここまでお金の事を深く考える事は中々ない経験でした。そして最後に、人生1度も本気にならなくても生きていける今の日本に生まれてどう生きるのか、「好き」「得意」「経験がある」「お金になる」「ライフワーク」の5つの円が重なり合うところが自分に合った仕事であると述べていました。楽しく出来るように発想の転換。そして幸せな小金持ちになった人の共通する賢いお金の使い方とは、「自分への投資」「自分や人を喜ばせる・応援する」「将来お金を生むものを買う」「将来支出を減らすものを買う」「寄付・ボランティア活動」そして、それは又自分に返って来るとおっしゃっていました。

本田氏の考える「お金と経済の未来」は、ますます二極化が進み、経済の中心はアジアにシフトするとし、今の日本のままではいられないと述べていました。そんな中、お金と上手に付き合う5つの秘訣として、「お金を等身大に扱う」「大好きなことをしてお金を受け取る」「生き金を使い、未来の豊かさに投資する」「人生への信頼度を高めて、安心を得る」「豊かさを分かち合い、お金と仲間を増やす」として締めくくられました。
文章にすると少し難しくなってしまいますが、とても楽しく笑いの絶えない講演でした。
(第一生命 白井)



第2部からはJAIFA会員限定となり、プルデンシャル生命分会から三栗 一紀(みくりかずのり)会員と三木 英範(みきひでのり)会員に登壇いただきました。お二人ともプルデンシャル生命のエグゼクティブライフプランナーでMDRTにも何度も登録されている優績者です。
『ストレスなく経営者マーケットを開拓する︎㊙︎テクニック』と題し、生保職員向けにパネルディスカッション形式で講演がスタートしました。
三木会員ご自身では、「この第2部は、第1部と第3部の“箱根駅伝3区の繋ぎ”だ」と謙遜されていましたが、笑いを交えながらそれぞれの自己紹介から、お二人が個人マーケットから経営者マーケットへ移行した経緯、普段取り引きされている業種や規模感、活動のエリアなどつまびらかにお話いただきました。個人マーケットの延長線上に経営者マーケットがあるとお考えの方も多いかと思いますが、お二人は別の路線だと捉えるべきだとおっしゃっていました。大阪に行くのに相鉄線に乗っていてはいつまでも大阪には辿り着けないと喩えて話されていたのはとても印象的でした。

経営者の方に対してお話することは、一般論から当事者の話としてクローズアップし、解決策の提示という流れとのことですが、これに関して個人マーケットで活動されている方も同様かと思います。また経営者の方に「この仕事を始められたキッカケ」や「これまでに苦労したこと」「先代に対しての想い」「従業員さんに対しての想い」「後継者に対して伝えたいこと」等をお聞きするとのことです。三栗会員は、ご自身が自社で働いているその想いも合わせてお伝えし、共感を得、お客様と同じ方向を向き合い、ニーズを確認していくとのことです。
紹介も然る事ながら先行投資することで得た情報を用いて、マーケット選定をされているともおっしゃっていました。

ご契約後の保全活動については、ご契約時に話し合い、決算期の前後・半年前(中間決算)に訪問するタイミングなど取り決めておかれるそうです。
日々の勉強として、経営者が求める情報、税制・ファイナンスのトレンド・一般的他社の仕組みづくり等をアンテナ高くインプットし、研鑽し続けている姿が窺えました。
また、三木氏は毎年成功に繋がる習慣として、「人生で達成したい50の事」「やりたい事リスト100」などワクワク感を感じながら、自分自身の心に余裕を持たせ、人間の器を大きくしバランスのとれた人間になりたいと日々努力されているとのことでした。

お二人とも業界トップを走られているだけあり、常に学び、自己投資し、努力しているという姿が端々から見受けられました。
(明治安田生命 藤井)



18時より第3部、生保管理職向けセミナーの開始です。
講師は、日本ペップトーク普及協会 会長で、トレーナーズスクエア株式会社 代表取締役社長の岩﨑 由純(いわさきよしずみ)氏です。
講演のテーマは、『ペップトーク ~目標を達成させる最強のショートスピーチ〜』。
「皆さん、“ペップトーク”とはどんなトークか分かりますか?」の問いかけから講演が始まりました。ペップトークとは、選手・部下・生徒などを励ますのに指導者が使う“激励のショートスピーチ”の事を言います。よく試合の開始直前に監督やコーチが一声かけて送り出しているあの一言です。その一言で試合の展開が大きく左右されるのです。
短く、分かりやすい、肯定的な言葉を使う、魂を揺さぶり、人をその気にさせる、“前向きな背中の一押し”がペップトークなのです。
「その逆に、長くて、分かりにくくて、魂を萎えさせる、人のやる気をなくさせる話の事は、逆から呼んで“プッペトーク”と呼びましょうか?」と会場の笑いを誘っていました。

選手は練習に励み技を磨き、学生は勉強に励み知識を磨きます。「管理者・リーダーは言葉の力を磨くのだ!!」の言葉に本当にその通りだと共感しました。
 ・ポジティブストローク(言葉だけでなく、他者に与える印象・感じ・反応)
 ・ポジティ語(イメージを共有する言葉選びをし、可能な限り肯定的な表現をする)
 ・3種類の承認(存在承認、行動承認、結果承認)
そうすることにより内発的にやる気が起こり、良い結果に繋がるとのこと。確かにその通りだなと納得する事もあり、反省する事もあり…、良い学びになりました。
また、言霊という言葉があるように、マイナスの言葉で注意すると言われた通りのマイナスな事が起こるとも話されていました。

ペップトークの構造と首尾一貫感覚として、「事実を受け入れ」→「とらえ方を変換し」→「して欲しい変換をし」→「背中を一押し」すると、「わかる気」→「できる気」→「やる気」になるとおっしゃっていました。とらえ方を変えて「して欲しい」事を伝えれば、成功のイメージがし易く、成功に繋がる ―――― 例えば「嘘をつくな」「サボるな」「ボケッとするな」を「正直に話そう」「しっかりやろう」「集中しよう」というように言葉を変換すると結果が変わってくるとのことでした。
また、ペップトーク成功には、「質問力」「傾聴力けいちょうりょく」「斟酌力しんしゃくりょく」「表現力」の4つの力が必要だとも話されていました。いずれも頭では分かっても実行するのはとても難しいものだと感じます。

楽しく、ユーモラスに、心に残るセミナーで90分があっという間に過ぎてしまいました。

昨年10月から12月まで放送されたテレビドラマ「先に生まれただけの僕」(嵐の櫻井翔さん主演)で岩﨑氏のペップトークの著書が使われており、生徒も先生も変わっていく様子が見られます。また、メルマガも始められたそうですので、ご興味が湧いた方は是非コチラも合わせてチェックしてみてください。
(第一生命 越野)


今回はお申込方法の新たな取り組みとして、QRコードから遷移した当ホームページのお申込フォームにてすべてのお申込を行う方法をとり、皆様にご参加いただきました。慣れない手順に一部ご不便をおかけした方もいらしたかとは思いますが、概ねスムーズにお申込いただけたというお声を頂戴いたしました。お申込開始の約1ヶ月前からセミナー開催のご案内をしていた事もあり、お申込開始からほんの数日でほぼ定員に達するという、まさに嬉しい悲鳴で、非常に有り難く思っております。今後も魅力ある講師をお招きし、皆さまが「来て良かった!」と言っていただけるようなセミナーを開催したいと思っております。引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。

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